11/29(土)は移動日でした。前泊したホリデーインオークランドエアポートにて朝食を取った後にオークランド空港にバスで移動。全員で記念写真を撮影後、保安検査や出国の手続きに入ります。昨日からお世話になったJTBのガイドさんとはここでお別れ。国際線は液体物の持ち込みなどが厳しくなりますので、最後まで全員で気を抜かず、後ろの生徒に声を掛け合いながら無事に搭乗。
オークランドから成田までは約10時間以上に及ぶロングフライト。日本からNZに出発する際に一度同じフライトを経験しているので、前回から持ち物がパワーアップ、NZで買った便利なお土産をそのまま機内で使用している者などが見受けられました。離陸時は名残惜しそうに飛行機の窓からニュージーランドの地を身を乗り出して眺める生徒たち。たくさんの経験をして学びを得たこの国、出会った人々に感謝しながら大好きな母国に向けてテイクオフ。
ロングフライトの終盤、成田空港に着陸態勢に入って日本の地が窓から見えると帰ってきた！とテンションが上がる生徒たち。日本でまず何がしたいか・食べたいかというお馴染みの会話が楽しくて仕方がない様子です。飛行機から降りた後は漢字の案内板、任天堂のキャラクターのマリオの看板があちこちに掲示されており、安心感を覚えている表情。しかし、外を見るとまだ17時なのに外は日が沈んで暗い景色…。NZだったら9時まで明るいのに！とどこかまだ帰国の実感が湧かない顔も見せてくれました。
到着後は成田空港からバスで羽田空港に移動。約1時間半の移動で途中は車窓から東京のお台場や東京タワー、東京ディズニーランドなどを短時間ですが横目に見ることが出来ました。空港近くの羽田エクセルホテル東急にチェックイン、各自軽食を受け取って今日は早めに点呼・消灯。翌日の羽田から伊丹空港への昼のフライトに備えます。
迎えた11月30日(日)、いよいよ33回生のNZ語学研修の最終日となります。朝は皆で揃ってホテルのビュッフェを頂きました。納豆や焼き魚などNZでは全く食卓に並ばない料理を指を差しながらプレートに乗せていく生徒たち。朝食後は最後の諸注意と引率教員からお話。無事に全員揃って日本に帰って来れた喜びや思いを噛み締めます。次の目的地は大阪伊丹空港。自分たちを日本から見守ってくれた大切なご家族のもとへ！
チェックアウトを済ませて、直結の羽田空港にそのまま移動。待ち時間に少し東京の土産物を見る時間を空港内で作った後、搭乗ゲートに。フライト時間は1時間ほどで、ご家族との対面まであとほんのわずか…！
大阪伊丹空港に到着。キャリーケースを受け取ってクラスごとに整列して空港のターミナルに向かいます。きりっと成長した顔で向かおう！という話を事前にしていましたが、出口で待ち構えてくれた多くのご家族を前にするとやはり笑顔は隠し切れません。
ご家族を引き連れて他愛もない話をしながら全員が集まることが出来るスペースに移って解散式。校長先生や学年主任・担任の話が続いて引率教員から最後となる諸注意と研修の振り返り。ご家族と笑顔で会話をしている生徒たちとご家族の表情を見て、無事に日本に全員ワンショットで帰れた喜びを一番感じた瞬間でした。たくさん楽しそうに会話をして、記念撮影を皆で撮りながら解散。
今回をもって33回生のNZ語学研修に関わる記事を最終の更新とします。研修はこれで終わり！ではなく、NZの経験をもってさらに自分自身を高めていく、内省して成長を続けていくことの方がむしろ重要であると考えます。そして、KISの語学研修は後輩たちに受け継いでより良い形に変えていくのが伝統です。次年度は34回生の語学研修にバトンタッチ！
この研修に関わって下さった全ての人に感謝をして、33回生のNZ語学研修の記事の終わりとさせて頂きます。ご覧頂いて本当にありがとうございました。
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