J3 NZ語学研修⑫

11月21日(土)、本日は「アカロア」での校外学習に向かいました。

アカロアはフランスからの移民が移住した歴史ある場所で、NZの街並みとは少し異なっている静かな港町です。フランス風の情緒残る趣きで、世界最小のヘクターズ・ドルフィンやペンギン、オットセイなどが観察できるとあって今週の一週間は皆がこの金曜日を心待ちにしていました。

朝のSHRの集合時刻は7:40と少し早かったですが、用意周到に全員集合。集合した際の表情からもワクワクが隠し切れない様子がすぐに分かります。ロールストンカレッジからは約一時間半のバス移動。研修参加者の全員で、そして快晴のもとアカロアに向かうことができる喜びで皆で拍手!体調確認を終えて、気持ちを盛り上げながらバスへと向かいます。

バスに乗ってアカロアの町が近付いて来ると車窓から綺麗な景色が広がって来ます。そして、目的地のアカロアに到着すると目の前に広がるのは予想を超えるエメラルドグリーンの美しい海と港町の風景。

アカロアではAグループとBグループに分かれましたが、Aグループがクルージング→ランチからのペンギン観察ツアー、Bグループはペンギン観察ツアー→ランチからのクルージングの段取りです。(今回はBグループの順番で紹介します!)

アカロアの街の様子が気になりつつも、到着してすぐにペンギン観察のツアーへ。8、9人乗りのバンに乗って山上に登り、いくつかのスポットを巡ってから最後はペンギン観察!その途中では街を見渡せる絶景のフォトスポットでの撮影タイム、ウェタという絶滅危惧種の昆虫の観察、放牧された羊たちと戯れる時間などがありました。ガイドさんがアカロアと動物・植物の歴史、その生態などを詳しくお話して下さって、この地区で生き物の保護にかける大切な人々の思いを十分に受け取ることが出来ました。見たことがない美しい毛色をしている小さなハネジロペンギンを生徒たちが騒がず刺激しないようにしながら見つめていたのはその理解があったからではないでしょうか。

ペンギン観察ツアーの後はお楽しみのランチタイム。色んな人から「本当に美味しいから!」と言われ続けたアカロアのフィッシュ&チップスを待ち切れない様子で輪になって広げる生徒たち。その味はやはり格別で誰もがにっこりと笑顔!ランチの後はわずかながらの自由時間。近くにあったアイスクリーム屋さんが大人気で、上手く時間を使いながら散策をしました。

そして、いよいよ名物のクルージング!2時間ほどの内容で、桟橋でチケットを手渡して乗船。一般のお客さんに混じって1階のデッキ席、2階のデッキ席とお気に入りの席を確保する生徒たち。クルージングではスポットごとに停船し、船の横を泳ぐイルカたちや、ペンギン、オットセイを幸い見つけることが出来ました。「どこにいるの?教えて!」と友達同士で必死にカメラで生き物を追っている間に、2時間のクルージングがあっという間に終了。また、生き物だけではなく、規格外なスケールの岸壁などNZの大自然も堪能しました。

クルージングを終えて、せわしなくお土産を購入した後は別行動をしていたグループと合流。盛りだくさんの一日を終えて、日焼けをした顔で皆が疲れた様子…。気付かない間にロールストンに帰着して解散。ファミリーに土産話をするの楽しみにしながらお迎えされて帰って行く生徒たちの姿がアカロアの海のように輝いて見えました。

22日(土)と23日(日)はそんなホストファミリーと過ごせる最後の週末です。ここまで踏ん張ってきた33回生。後悔しないように、ホストファミリーと一緒にしたい「本当のこと」を伝えられるまでにきっと皆が成長していると信じています。

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