Global Education
英語カリキュラムについて

未来を切り開くグローバル人材の育成を目指して

高度な4技能運用能力を身に付け
実践的英語力を身につける

KISでは、創立以来「豊かな国際感覚を持ち、総合的にチャレンジしながら、未来を切り拓くことのできる女性」の育成を目指しています。現在急速にグローバル化している世界の中で、より一層求められる人材になってきています。本校においては中学1年生より英語・フランス語の2カ国語を必修とする「外国語教育」、中学3年生全員が参加する3週間に及ぶニュージーランド海外研修など、「海外に広く開かれた」教育活動を通して、グローバルな視野と豊かな教養を身に付けた女性の育成に努めています。卒業生は国の内外を問わず、経済界、法曹界、医療、教育、芸術、マスコミ等、社会の幅広い分野で活躍しています。

6年間の学習カリキュラム

KISの英語教育の6年間の学習プログラムは4技能運用能力を育む中で、実践的英語力を身につけることを目標としています。KISではABCのブロックごとに教科としての目標を定め、取り組んでいます。日々の授業では小テスト、暗唱など、日々の小さな取組を大切にしています。また、英語検定・模試・長期休業中の補習を通して、モチベーションを上げさせるとともに、着実に、基礎・実践・応用へと導いて行きます。
秋には全校生がチャレンジするよう、英検を推奨しています。英語検定は中学3年終了時には3級、高校卒業時には2級以上の取得を目指しています。また、ネイティブ教員と日本人教員のペアによる授業やネイティブ副担任制など、生きた英語に触れる機会を多く設定しています。この取り組みにより、リスニングとスピーキングのトレーニングが日常的に進んでいきます。また、希望者を対象とした個別指導では英語で行われる面接を想定し志望動機などを英語で表現するトレーニングも行います。これらのトレーニングプログラムは、生徒各自の進捗に合わせて少しずつレベルを上げ、卒業までに実践的な生きた英語力の取得を完成させます。

英語G 習熟度別クラス

AブロックBブロックでは今年度新たに、英文法の基礎の徹底と完成を目指して一人ひとりの理解を高めるために、英文法の授業では習熟度別クラスを実施しています。Advanced(発展)クラス1つとStandard(標準)クラス2つの計3クラスに分けています。

インテンシブ英語

Aブロックでは、インテンシブ英語では、週に3回ある授業の内の1回で英語4技能のレベルが高い生徒を対象に本来の授業では扱わない別教材を使ったアクティビティを行う「取り出し授業」を行っています。

習得した英語を実践する応用英語プログラム

KISの英語教育の6年間の学習プログラムは4技能運用能力を育む中で、実践的英語力を身につけることを目標としています。また、身につけた英語力を使う機会の充実にも努めています。校内ではネイティブの英語に触れる機会や英語を使って発表する場を多数設けており、校外に関しては海外での研修旅行や留学のサポートにも力を入れており、身につけた英語を生かしていくことができます。

中学1年・2年 HOP!

A
ブロック
基礎ブロック
英語フランス語を「学ぶ意欲」
「学ぶ楽しみ」「学ぶ方法」を体感
目標とする資格
英検4級
英検3級
利用出来るプログラム
イマージョン教育
オラトリカルコンテスト
海外研修
(イギリス/カナダ/フランス)

中学3年・高校1年 STEP!

B
ブロック
応用ブロック
ニュージーランド研修を柱に
自己表現力を培う
目標とする資格
英検準2級
英検2級以上の取得
TOEFL・TOEICの高得点を目指す
利用出来るプログラム
イマージョン教育
オラトリカルコンテスト
  1. ・イングリッシュ
    キャンプ
  2. ・ニュージーランド
    演習
  3. ・ニュージーランド
    海外研修
海外研修
(イギリス/カナダ/フランス)

高校2年・3年 JUMP!

C
ブロック
発展ブロック
学力の完成期としてそれぞれの
進路に応じたコース制を採用
目標とする資格
英検2級以上の取得
TOEFL・TOEICの高得点を目指す
利用出来るプログラム
オラトリカルコンテスト
英検4級
英検3級
英検準2級
英検2級以上の取得
TOEFL・TOEICの高得点を目指す
イマージョン教育
 
オラトリカルコンテスト
 
  1. ・イングリッシュ
    キャンプ
  2. ・ニュージーランド
    演習
  3. ・ニュージーランド
    海外研修
 
海外研修(イギリス/カナダ/フランス)
 

応用英語プログラム <校内でも生きた英語を>

KISではネイティブの英語に触れる機会をたくさん設けています

イングリッシュカフェ

お昼休みに食事をとりながら集まり、楽しく英語でコミュニケーションします。授業で身につけた英語力を実際のコミュニケーションに使ってみることで、さらに英語への関心・意欲を高めます。

イングリッシュキャンプ

ニュージーランド語学研修の事前学習として実施するこの行事は英語のみを使う環境で1泊2日過ごし、集中的に英語力を高めます。グループでのセッション、プレゼンテーションを通して、英語でコミュニケーションを図ろうとする積極的な姿勢も養われます。

イマージョン教育 中学生対象

外国人講師により英語のみで行われる授業です。「英語を」学ぶのではなく、音楽・美術を「英語で」学びます。自然と英会話力や理解力が育まれます。音楽、美術を外国人教師とともに英語で学びます。目標科目はもちろん、コミュニケーション能力の基礎も自然に身につけていくことを目指しています。
音、リズムは英語に共通したものがあります。より多く英語に接する機会を増やすことで、英語に親しみ、表現を覚えていきます。

応用英語プログラム <自分の想いを伝える力>

英語を通じて自分の想いを伝える力を育みます

自分の思いを伝える力は社会への第一歩

語学力は当たり前!
自分の意見を発表する力が身に付く

国際感覚を磨き、チャレンジする心を育てます!
英語とフランス語
2カ国語を必須とする外国語教育


自分の考えを伝えるという経験は社会に出た時にとても役立ちます。 英語では中学生は暗唱、高校生はスピーチに取り組み、全員が授業で発表します。日頃より取り組んでいる英語の4技能「読む・書く・聞く・話す」が試される場でもありますが、それだけでなく、自分の想いを相手に伝える実践的な練習の場にもなります。
中学生は暗唱、高校1年生、2年生はスピーチを披露。各学年3名から5名の代表が発表し、各学年優勝者、準優勝者を表彰しています。中学1年生、2年生は主として物語より、中学3年生は歴史に残る大統領などの名演説より、高校生は自作のスピーチを1人約5分間で披露します。中学生は授業中、何度も繰り返し暗唱し、みんなで取り組みます。
英語を使って、自分の思いをどのように観衆に伝え、共感してもらうかが大切なポイント。日頃より取り組んでいる「英語の4技能(聞く・話す・読む・書く)」が試されます。毎年2月開催。発表を通して1年1年の成長がみられます。KISのコンテストでの経験が人前で発表する自信を高め、さまざまな校外コンテストへの活躍につながっています。

英語オラトリカルコンテスト

ただ暗記して機械的に話すのではなく、その文章の奥にある筆者の想いを深く理解した上で、自分の想いや考えをどのように観衆に伝え、共感してもらえるか、教員に意見を求めながら一生懸命に練習を重ねます。中学生は全員、高校生は代表者が舞台で発表します。このコンテストでの経験が様々な校外コンテストにおける活躍につながっています。

フランス語リサイタル

仏語では詩の暗誦や創作劇などを発表します。自分の想いをしっかりと表現し、相手に伝える力こそ、グローバル人材への第一歩と考えています。英語オラトリカルコンテストと同日に開催します。

校外スピーチコンテスト受賞成績(2016~2020年度)

兵庫県私立中学校英語レシテーションコンテスト
第12回 第2位 (2016年) / 第15回 第3位 (2019年)
兵庫県私立中学高等学校連合会主催 高校生対象スピーチコンテスト
第12回 第2位・第3位 (2016年) / 第14回 優勝・第2位 (2018年)
ITC-Jカウンスル高校生スピーチコンテスト
第10回 英語部門優勝 (2020年) / 第10回 日本語部門優勝 (2020年)

応用英語プログラム <実践する場は海外へ>

習得した英語を海外で活かす

ニュージーランド語学研修 
中学3年生対象

創設以来、全員が3週間、ホームステイをしながら、海外生活を体験する語学研修を実施しています。現地の学校へ通い、語学研修や様々なアクティビティプログラムに取り組みます。外国語のみの環境に身を置き交流する中で、コミュニケーション能力、自主性が育まれます。事前学習としてイングリッシュキャンプやテーブルマナー講座も計画しています。

ニュージーランド演習

ニュージーランド海外研修を控えた1年間は準備期間。ニュージーランドの文化や日本について学びます。

海外旅行研修 
高校2年生対象

アジアで暮らす同じ世代の若者と共通言語である英語を使った交流を活動の中心として、異文化に触れ「違いを受け容れる態度」を養成します。
※新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う対応として、国内語学研修旅行やオンラインでの海外交流を予定しています。

希望者は他にも様々な制度を利用して海外で勉強することができます

夏休み海外語学研修

カナダ・フランス・イギリス3カ国のいずれかを巡る語学研修を夏休みに10日間の日程で実施しています。現地の語学学校に通うことや、ホームステイを通じて、豊かな語学力を身につけ、世界への視野を広げます。

短期・長期留学制度

短期・長期留学について情報提供する機会を設けています。一定条件を満たす長期留学には単位を認定し、6年間で卒業できるようサポートします。(3ヵ月以上1年以下の海外留学には特別奨学金制度があります)

KIS Student’s voice

海外の生活に触れ合い成長した生徒の声を紹介します

高校2年生 
湯川 仁那さん
高校1年生での経験
日本でもできることはあるけれど、一つの授業をとってもリスニングテストのようなもので、課題、雑談などすべてが英語です。そして国内ではできない体験だらけで、それこそが学びです。イースターなどの祭りから巻き寿司に魚が入っていない事までなんでも。文化の異なることを突き詰めていけば、それには理由があって、理由には歴史があります。それを感じ自分で掘っていくことが本当の文化体験であり、真に知識となることだと私は思っています。
高校2年生 
岸田 絢葉さん
高校1年生での経験
カナダに留学して8ヶ月経ちました。初めの頃は英語で自分の伝えたいことを言うのに四苦八苦し、うまく伝わらないことの方が多い毎日でしたが、今では冗談も交えながらホストファミリーや友達とコミュニケーションを取れるようになりました。幸いにもホストファミリーから暖かく迎え入れられ、現地の学校で友人もでき、毎日楽しく過ごしています。英語漬けの日々で疲れる時もありますが、ふとした瞬間、自分の英語が上達していると感じるのがとても嬉しく、やりがいがあります。残りわずかですが、だからこそ1日1日を大事にしていきます!
高校3年生 
ウィリアムソン 愛子さん
高校2年生での経験
3ヶ月のアメリカ留学で英語と映像制作について学びました。クラスで年上の方々と過ごす事になりました。高い英語力が必要な環境でしたが知る事が多くワクワクする気持ちの方が強い学びの日々でした。特に撮影・編集には技術以上に価値観・視点が大切だと分かりました。クラスで制作した5分程のショートフィルムは大切な思い出です。また意志を持つ事の大切さも学びました。出会った方々はみな目的を持って生きていました。「失敗してもいい、好きな事をしなさい」と言ってもらえた事は大きな刺激でした。これらの経験を今後の人生に活かしていきたいと思います。

その他の生徒たちの声はこちら

応用英語プログラム <実践する場は海外へ>

習得した英語を海外で活かす<KISの語学研修制度>

KISの生徒は毎年選出

意欲と能力のあるすべての日本の若者が、海外留学に自ら一歩を踏み出す機運を醸成することを目的に、将来世界で活躍できるグローバル人材を育成するため、官民共同で海外留学を支援する制度です。2015年から5名選出されました。また、今年度(2021年)も選出されました。

高校1年生での経験

高校3年生 井藤 菜ノ花さん
私は、「東京オリンピック後も継続して日本のリピーターを増やすアイデアを探る」「英語を学ぶ」という二つのテーマでアメリカのロサンゼルスに2週間留学しました。

2021年度 選出

高校2年生 森 楓さん
私は、日本人が話す英語と他の国の人が話す英語の発音の違いに興味をもちました。私は英語の発音を学ぶために留学をします。多民族国家であるアメリカへ行き、さまざまな英語に触れ、この違いはどこからやってくるのかを調べに行ってきます。この経験を活かして社会で活躍することを夢見て頑張ってきます!
意欲と能力のある若者全員が留学できるよう官民が協力し、社会総掛かりで取り組む「留学促進キャンペーン」です。
詳しくは以下のリンクより文部科学省サイト内「トビタテ!留学JAPAN」のページをご覧ください。
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